年が明けましたがケニアのクリスマス事情

2023.01.14


Habari yako?
2023年も、すでに2週間が過ぎました。
我が家では、まだクリスマス飾りが窓を賑やかにしています。
実にケニア風です。細かいことは、気にしません。

お客様に聞かれた質問コーナー、まだ続きます。
「ケニア人はクリスマスをどのように過ごしますか?」
「ケニア人の宗教はなんですか?」

日本でも毎年KFCを早めに予約し、抜かりなくクリパ準備をして、
頭に三角帽子なんかもかぶっている家族がいたり(今時いるのか?)、
夜景のみえる高級レストランで、君の瞳に乾杯しているカップルや、
居酒屋で同性の友人と飲み明かす若者や、
孫にねだられ、年末進行で忙しい親に代わって、
激混みのディズニーランドですごす祖父祖母様もいるように、
ケニア人もまちまちです。

ナイロビに限っていうと、実家が地方にある人たちは、
12月18日頃から、オフィスから徐々にフェードアウトしていきます。
20日過ぎになると、バス代が1.5倍~2倍になる路線もなるので、
早めに帰ってしまおうという人がいるからです。
ボスも、咎めたりはしません。なんたってクリスマスです。

そして実家に帰り、家族と山羊や牛を美味しくいただきます。
もちろん、シメたてのほやほやの美味しいお肉です。
なんたってクリスマスです。

そして教会に行って、真面目にクリスマスのお祈りを捧げる人もいれば、
若者は、久しぶりの地元の友人と飲み明かします。
文字通り朝まで飲みまくり、踊りまくったりするので、
26日もケニアは休日です。二日酔いで仕事にならないからだと、
ケニア人の友人が、絶対嘘だろうと思うけれど語っていました。
その話が納得できるほど、クリスマス飲み明かすケニア人、多いですねぇ。

ケニアの宗教は、キリスト教が一番多いと言われていますが、
海岸地方では、多くの人がイスラム教徒ですし、
マサイや今でも伝統的な家に住み、家畜の放牧を生業にしている部族は、
自分たちの神様がいるので、ジーザスさんが生まれた日に、
お祝いをする義務はないのですが、
日本でも、うちは両親が敬虔な仏教徒でしたが、
それでも毎年、クリスマスプレゼントとケーキは用意してくれました。
そんな感じで、ケニアでも世界中が騒いでいるクリスマスに便乗して、
キリスト教徒でもない人々も、少しご馳走を食べたり、
おしゃれな服を新調してお出かけする人が増えてきたように思います。
日本もそうだったように、ケニアでもバレンタインやハロウィンなど、
西洋行事の模倣が広まってきています。

そして、たった今、タイムリーに、ナイロビにいる友人から、
まだバスの中できよしこの夜ながれていて、
ショッピングモールにはクリスマスツリーが鎮座しているとの報告が🤣
今日は、1月14日です。🎄



また、下の写真は以前、友人から届いたクリスマスメッセージです。
ケニアのクリスマス時期の風物詩です。
牛や山羊や鶏がドナドナと買われていきます。
やっぱり、シメたての家畜の肉の炭焼きは、最高のご馳走です。👍

みなさんも、新鮮な炭焼き肉、
味わいにいらしてみませんか?


TUTAONANA~ (またねぇ~)

 KAWAI